NutaNice Xperience

主にNutanix製品を検証したり触ったりした結果をつづっています。※このブログの内容は個人の見識や見解をもとに作成しています。参考にされる場合は自己責任でご活用ください。実際に製品を使用される場合は、メーカードキュメントの手順に従い実施してください。

VeeamでNutanix AHVのVMをバックアップ Part.3(AHV Plug-Inのインストール)

この記事はVeeamでNutanix AHVのバックアップを取得する基本手順の第3弾です。


前回の記事では、Veeam Backup & Replication(以下VBR)でBackup Repository(バックアップリポジトリ)を新しく追加しました。

今回は、Veeam Backup & ReplicationへAHVプラグインを追加します。

Veeamでは、Nutanix AHVクラスターをVBRコンソールから追加したり、AHV用のプロキシを作成するために、VBRにAHVプラグインが必要となります。

※Veeamはそろそろ新しいv12がリリースされそうですが、今回はv11aで検証していますので、ご容赦ください。v12はリリースされたらまた触ってみたいと思います。

目次

今回の環境

AOS 6.5.1.6 LTS
AHV-20220304.242

[使用するバックアップ製品]
Veeam Backup & Replication v11a(for Nutanix AHV)

イメージは以下の通りです。これまでの環境構築で、Nutanix AHV上に作成したWindows Server 2019にVBRをインストールしていますので、このVBRへAHVプラグインをインストールします。

AHVプラグインのインストール

AHVプラグインをインストールする前に、VBRコンソールを起動している場合は閉じておきます。

Veeamのサイトから取得したAHVプラグインの実行ファイルを、VBRをインストールしているWindowsで実行します。

セットアップ画面でライセンス条項の同意にチェックを入れて「Next」をクリックします。

インストール先のフォルダはデフォルトのままで「Next」をクリックします。

「Install」クリックします。

インストールが完了したら「Finish」でセットアップ画面を閉じます。

今回はこの辺で

<参考ドキュメント>
Step 2. Install Nutanix AHV Plug-In

次回: AHVクラスターの追加