今回は、NutanixのPrism Central「pc.2023.1」で追加されたAdmin Centerのマーケットプレイスから「Files Manager」を有効化してみます。
※この記事は、Prism Centralバージョン「pc.2023.1.0.1」時点でのNutanixドキュメント情報をもとに作成しています。その後の製品アップデートは最新のメーカードキュメントをご参照ください。またこの記事で紹介している手順などを参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。
目次
1. 今回の環境
Platform: NX-1465-G5
AOS: 6.5.3.1 LTS
AHV: 20220304.420
Prism Central: pc.2023.1.0.1
Filesでクラスター上にFSVMをデプロイ済み
2. Files Managerについて
Files Managerとは、Prism Central からクラスターにFilesをデプロイしたり、Filesを統合管理したり、Smart DRという共有フォルダ単位でのレプリケーション機能を使用したりする場合に使えるコンポーネントです。
この機能は、旧Prism Central Webコンソールでも実装されており、使用する場合はFiles Managerを有効化してから使用していました。
今回の「pc.2023.1」のアップデートにて「Files Managerの有効化」部分がAdmin Centerのマーケットプレイスに移植されたようですが、機能面は以前と特に変わりないようです。
マーケットプレイスの表示上「Filesでファイルサーバーを構築する」と勘違いしがちですが、マーケットプレイスでの「Filesのdeploy」は「Files Managerの有効化」という意味となりますのでご注意ください。
1. Files Managerの有効化
▽Admin Centerのマーケットプレイスで「Files」→「Get」を選択します。
▽「Deploy」を選択します。
▽デプロイが実行されます。これはPrism Central内でFiles Managerサービスを有効化しているイメージです。
▽デプロイが完了すると、Prism Centralのアプリケーション スイッチャーにてFiles Manager画面にアクセスできるようになります。
▽これまでのPrism Centralでも使えていた、Files Managerの画面が表示されました。
今回は、この辺で。
