NutaNice Xperience

主にNutanix製品を検証したり触ったりした結果をつづっています。※このブログの内容は個人の見識や見解をもとに作成しています。参考にされる場合は自己責任でご活用ください。実際に製品を使用される場合は、メーカードキュメントの手順に従い実施してください。

Nutanix AHVのメモリのオーバーコミットについて

2022/11/14 追記
最近のAHVではメモリのオーバーコミットがPrism Central GUIからできるようになっています。詳しくは以下ドキュメントをご参照ください。
Memory Overcommit

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以前 Nutanixのセミナー時に、AHVでCVMや仮想マシンのメモリはオーバーコミットできるかという質問をいただいた事があります。回答としては「AHVではメモリのオーバーコミットはできない」となるのですが、今回は実際にやってみました。

環境

AOS: 5.20.1.1 LTS
AHV: 20201105.2096

クラスターのメモリ使用率を100%近づけた状態で、新しい仮想マシンを起動しようとすると、メモリ不足のエラーが出て失敗しました。
f:id:tomomartin:20210905155846p:plain

このように、仮想マシンはメモリが足りない場合は起動できないようになっています。

ついでにHA用のメモリの予約機能の紹介

上記の例では、クラスターでメモリリソースを使い切っているので、もしクラスター内のノードで障害が発生してしまった場合は、残りのノードでメモリが足りないため、障害ノードのVMはHAの機能で復旧できません。

そのため、AHVにはHA用のリソースの予約機能があります。Prismからの操作でリソースの予約を行うと、RF2の場合はホスト1台分、RF3の場合はホスト2台分のメモリをあらかじめ予約してくれます。

メモリ予約をすると、予約されている分を差し引いてメモリ使用率が表示されるようになります。
f:id:tomomartin:20210905160510p:plain

今回は、質問からの派生でしたがこの辺で。