NutaNice Xperience

主にNutanix製品を検証したり触ったりした結果をつづっています。※このブログの内容は個人の見識や見解をもとに作成しています。参考にされる場合は自己責任でご活用ください。実際に製品を使用される場合は、メーカードキュメントの手順に従い実施してください。

VeeamでNutanix AHVのVMをバックアップ Part.4(AHVクラスターの追加)

この記事はVeeamでNutanix AHVのバックアップを取得する基本手順の第4弾です。


前回の記事では、Veeam Backup & Replication(以降VBR)にNutanix AHV用のプラグインを追加しました。

今回は、VBRコンソールからAHVクラスターを追加してみます。

※Veeamはそろそろ新しいv12がリリースされそうですが、今回はv11aで検証していますので、ご容赦ください。v12はリリースされたらまた触ってみたいと思います。

目次

今回の環境

AOS 6.5.1.6 LTS
AHV-20220304.242

[使用するバックアップ製品]
Veeam Backup & Replication v11a(for Nutanix AHV)

イメージは以下の通りです。これまでの環境構築で、Nutanix AHV上に作成したWindows Server 2019のVBRへAHVプラグインをインストールしていますので、このVBRからAHVクラスターを追加します。

AHVクラスターの追加

VBRコンソールの「Backup Infrastructure」→「Managed Servers」から「Add server」を選択します。

Add Serverで「Nutanix AHV」を選択します。

Nutanix AHVのVIPを入力して「Next」をクリックします。

資格情報でNutanixの管理者ID/PWを入力して「Next」をクリックします。このID/PWはPrismへログインする時の管理者ユーザと同様です。

Linuxのリストアなどの補助をするヘルパーアプライアンス用のストレージコンテナやネットワーク、IPの設定をして「Next」をクリックします。

Nutanix AHVクラスターが追加されたら「Next」をクリックします。

最後に処理された内容が表示されたら「Finish」で画面を閉じます。

VBRコンソールに、登録したNutanix AHVクラスターが表示されます。

今回はこの辺で

<参考ドキュメント>
Adding Nutanix AHV Cluster

次回: AHV Backup Proxyの作成