NutaNice Xperience

主にNutanix製品を検証したり触ったりした結果をつづっています。※このブログの内容は個人の見識や見解をもとに作成しています。参考にされる場合は自己責任でご活用ください。実際に製品を使用される場合は、メーカードキュメントの手順に従い実施してください。

2022-01-01から1年間の記事一覧

Windows Server 2016をNutanixへ移行してみる(ESXi ⇒ AHV)

vSphere ⇒ Nutanix AHVといった仮想マシンの移行では、Nutanix Moveという移行ツールを使用するのが一般的です。 今回は、Nutanix Moveを使用しない別の移行方法を試してみたいと思います。一番簡単な方法としてエクスポート/インポートによる移行を試して…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVの仮想スタンバイをしてみる① ~AHV to AHV 編~

今回は語り多めです。 前回までの記事では、Arcserve UDP 8.1にて、Nutanix AHVのエージェントレスバックアップを色々と紹介しました。今回は、NutanixにおけるArcserve UDPの仮想スタンバイについて気になったところを色々試してみた結果を紹介します。 目…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる⑦ ~ローカル・共有フォルダへのバックアップ~

前回の記事では、Arcserve UDP 8.1にてRPSのデータストアへ取得したバックアップから、仮想マシンをリストアしてみました。今回はRPSを使用せずに、ローカルフォルダや共有フォルダへバックアップを取得してみます。 ※Arcserve UDPでは、重複排除などが利用…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる⑥ ~仮想マシンのリストア~

前回の記事では、Arcserve UDP 8.1にて、UDP Consoleから保護対象VMのバックアッププランを作成しました。今回は、取得したバックアップから、仮想マシンをリストアしてみます。 目次 目次 1. 今回の環境 2. 仮想マシンのリストア 2-1. 元の場所に別仮想マシ…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる⑤ ~バックアッププランの作成~

前回の記事では、Arcserve UDP 8.1にて、UDP Consoleからデスティネーションとして追加したRPS(復旧ポイントサーバー)にデータストアを追加しました。 今回は、実際のバックアッププランを作成してみます。プラン作成時に、ProxyサーバへUDP Agentのインス…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる④ ~RPSへデータストアの追加~

前回の記事では、Arcserve UDP 8.1にて、UDP ConsoleからRPS(復旧ポイントサーバー)をデスティネーションとして登録しました。 今回は、デスティネーションとして登録したRSPのローカルへデータストア用のフォルダを作成し、UDP Consoleから登録してみます…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる③ ~デスティネーションの追加~

前回の記事では、Nutanix AHVクラスター上でバックアップ対象となるWindows Server2016の仮想マシンをソースノードとして追加しました。 今回は、バックアップデータの保管先となるRPS(復旧ポイントサーバ)をデスティネーションとして追加します。Arcserve…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる② ~ソースノードの追加~

前回の記事では、Arcserve UDP 8.1にて、UDP ConsoleとRPS(復旧ポイントサーバー)をNutanix AHVクラスターの外部のWindows Serverへインストールしました。 今回は、UDP Consoleを使用して、バックアップ対象となるAHVクラスター上の仮想マシンをソースノ…

Arcserve UDP 8.1でNutanix AHVのエージェントレスバックアップをしてみる① ~UDP ConsoleとRPSインストール~

バックアップ製品のキャッチアップということで、Nutanix AHVでArcserve UDPを使用したバックアップを紹介します。 Arcserve UDPでは、バージョン7.0からAHV環境でのエージェントレスバックアップがサポートされています。今回は、最新の8.1を使用して環境を…

NutanixでHorizonのフルクローンを作成してストレージコンテナの様子を見てみる

前回の記事では、ESXi環境のNutanixでクローンを作成した時に、VAAIプラグインによってディスク容量をほぼ消費せずにクローンの作成ができたことをお見せしました。 今回は、Nutanixを導入したESXi環境で、Horizonによるフルクローンデスクトッププールを作…

ESXi版 NutanixでVMクローンしてみる・後編(NFS VAAI プラグインあり)

前回の記事では、ESXiで「nfs-vaai-plugin」がインストールされていないNutanix環境での、VMのクローンを実施しました。今回は、「nfs-vaai-plugin」がインストールされている環境でのクローンを試してみます。 目次 目次 1. 今回の環境 2. VAAIが有効な環境…

ESXi版 NutanixでVMクローンしてみる・前編(NFS VAAI プラグインなし)

Nutanixでは、ESXiをハイパーバイザーとしてクラスターを作成すると、デフォルトで「nfs-vaai-plugin」と呼ばれるVIBが各ESXiへインストールされます。 この「nfs-vaai-plugin」によってESXiからNFSデータストア(ストレージコンテナ)へのI/Oタスクの一部を…

Windowsパフォーマンスモニター(Perfmon)でNutanixのVMのホスト固有のメトリック監視してみる -Nutanix AOS 6.1の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回は新機能の1つとして、Windowsパフォーマンスモニター(Perfmon)から、VMのホスト固有のメトリック監視をしてみました。 この新機能では、対象Windows VMへのNutanix Guest…

Prism CentralからボリュームグループをAHVのVMへ直接接続してみる -Nutanix AOS 6.1(Prism Central pc.2022.1)の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回はAOS 6.1と同時にリリースされた、Prism Central pc.2022.1の新機能の1つとして、Prism CentralからボリュームグループをAHV上のVMへ直接接続してみました。 これまではク…

Nutanixクラスターから複数ノードを同時に削除してみる -Nutanix AOS 6.1の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回は新機能の1つとして、PrismからのNutanixクラスターの複数ノードの同時削除を試してみました。 これまでは1ノード削除し、データ冗長性の回復を待ってから、次のノードの削…

Prism CentralからAHV VMへホストアフィニティポリシーを一斉に適用してみる -Nutanix AOS 6.1(Prism Central pc.2022.1)の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回はAOS 6.1と同時にリリースされた、Prism Central pc.2022.1の新機能の1つとして、Prism Centralでホストアフィニティポリシーの一斉適用を試してみました。 この新機能では…

NutanixのPrism Centralからストレージコンテナを管理してみる -Nutanix AOS 6.1(Prism Central pc.2022.1)の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回はAOS 6.1と同時にリリースされた、Prism Central pc.2022.1の新機能の1つとして、Prism Centralでのストレージコンテナの管理を試してみました。 これまではクラスター単位…

Nutanix PrismのExpand Cluster機能でAHVクラスターへストレージ専用ノードを追加してみる -Nutanix AOS 6.1の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回は新機能の1つとして、PrismのExpand Cluster(クラスター拡張)機能に追加されたストレージ専用ノード(storage-only node)の追加を試してみました。 これまでExpand Clus…

AHVで仮想マシンのカテゴリ単位でのストレージポリシーを設定してみる -Nutanix AOS 6.1(Prism Central pc.2022.1)の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回はAOS 6.1と同時にリリースされた、Prism Central pc.2022.1の新機能の1つとして、AHV環境における仮想マシンのカテゴリ単位でのストレージポリシーを設定してみました。 こ…

AHVをPrismからメンテナンスモードにしてみる -Nutanix AOS 6.1の新機能

2022年2月24日に新しいAOSのSTSバージョンであるAOS 6.1がリリースされました。今回は、新機能の1つであるPrismからのAHVメンテナンスモードを試してみます。 これまではCVMへログインし、AHVを操作するためのCLIツールである「aCLI」を起動してコマンドライ…

NutanixでESXiを手動アップグレードしてみる③ ~vSphere Lifecycle Managerベースラインでアップグレード

前回の記事では、Nutanix環境でESXiをesxcliからアップグレードしました。 今回は、vSphere Lifecycle Manager(vLCM)でベースラインを使用してアップグレードしてみたいと思います。 1. 今回の環境 2. ESXiアップグレード前のNutanix側の操作 3. vLCM ベー…

NutanixでESXiを手動アップグレードしてみる② ~esxcliでアップグレード

前回の記事では、Nutanix環境でESXiをインストーラーISOからアップグレードしました。 今回は、ESXiのデポzipファイル(オフラインバンドル)を使用して、esxcliからESXiホストをアップグレードしてみたいと思います。 今回の環境 AOS: 5.2.1.1 LTSvCenter S…

NutanixでESXiを手動アップグレードしてみる① ~ホスト対話型のアップグレード

Nutanixでは、ESXiホストをPrismのワンクリックアップグレード機能でアップグレードすることができますが、Prismを使用せずにアップグレードすることも可能です。 今回は、Nutanix環境でESXiホストへESXiのインストーラーISOをマウントし、ホスト対話型のア…

NutanixのCVMが起動するところを調べてみる

NutanixのCVMはLinux(CentOS)の仮想マシンベースでカスタマイズされているVMですが、最近資料を作っていてCVMの起動の仕組みが気になったのでわかる範囲で調べてみました。 今回は以下の環境のCVMを例にします。 プラットフォーム: NX-1465-G5AOS: 5.20.1.…

ESXiをPrismからアップグレードしてみる③ -JSONファイル使わずにアップグレード

今回はやってみた系です。第1回、第2回の記事では以下の事を実施しました。 第1回記事Nutanixが認定しているESXiバージョンへPrismからアップグレード第2回記事Nutanixが正式には認定しているバージョンではないが、サポートしているESXiのパッチ適用 上記2…

ESXiをPrismからアップグレードしてみる② -パッチ適用

前回の記事では以下の事を実施しました。 前回記事の内容Nutanixが認定しているESXiバージョンへPrismからアップグレード 今回の記事では、以下の更新作業を実施します。 今回記事の内容Nutanixが認定しているバージョン以降にリリースされたESXiのパッチをP…

ESXiをPrismからアップグレードしてみる① -認定バージョンへのアップグレード

NutanixではESXiのアップグレード方法として、Prismのソフトウェアアップグレードから実施する方法と、手動でアップグレードする方法があります。今回は、ESXiをPrismの「ソフトウェアアップグレード」からアップグレードする様子をお見せしたいと思います。…